あずきさん、冬眠する!?
こんにちは。この間ちょっとびっくりしたのでメモしておきます。
5月になってあずきさんが冬眠一歩手前?になったかもしれない話です。
ハリネズミも冬眠する
冬眠する?しない?とまだよくわかってはいないようのですが、低温状態が続くと内臓にとても負担がかかるそうで、ペットの場合は絶対に冬眠しないように最大の注意を払わなければなりません。
ということで冬は特に気を使っています。
しかし今はもう5月である
あずきさんは東京に住んでいます。GWの東京は一時的に30℃を超えたときもあり、非常に暑くどちらかというと暑さ対策に気を使っていました。
4月中には暖突を外し、パネルヒーターのみに。そしてGWにはパネルヒーターも切っていました。
■このころの装備
水槽、パネルヒーターなし、暖突なし、小屋の上に毛布あり、水槽内温度20℃前後
冬眠したかも?その経緯
GW後、気温が一気に下がり、2~3日最高気温が15℃前後の日が続きました。涼しくなった初日、パネルヒーターをONにしたのですが、あずきさん、暑いのか小屋から出てくるようになります。
水槽内の温度は20℃で、確かに適温でした。でも暑くはないような…
※一般的にはハリネズミの飼育環境は25℃前後が適温です。これまでの飼育の経験から、あずきさんは22℃を超えると小屋から出てくるので、真冬以外は20℃になるようにしてます。
特に窓を開けたりもせず(あずきさんの小屋は窓から離れたところにあります)、部屋の中の気温の変化は大きくなかったです。
温度計も特に変化なく。故障も確認しました。その結果小屋は20℃で、あずきさんが小屋から出てきている。それを踏まえて上記の装備を特に変えることなく、涼しい2~3日を過ごしました。
そして翌日は最高気温が急に上がるという予報を見た朝、つまり涼しい日が続いた最終日の朝、あずきさんに薬を飲ませようと小屋を覗くも丸まって全然反応してくれず。前の晩にあげたエサは8割食べていたのでこのときは特別変わった様子だとは思わず、仕方ないな~と思いながら朝の薬はあきらめました。
エサは一晩で食べきる量をあげているけど、まれに食べきれない場合はそのままにしておいて、昼に残りを食べてもらうことでいつも完食していました。
で、夜に帰宅してもまだ丸まっていて、残りのエサも食べてない。
↑こんな感じ。
これはおかしい!と思い丸まったまま裏返す(顔が見えるようにする)と、普通ならフシュフシュ怒るんですが反応なし。でも呼吸している様子と拍動はありました。
このときもまだ冬眠という可能性は浮かばず、「薬飲んでくれないと困る!」でした…
で、ここでおドジな飼い主が薬を少しあずきさんにこぼしてしまいます。(ほんとバカ…)
糖分が入っているのでどちらにしてもこのままじゃまずい!と思い丸まったままお風呂場へ。
この日、夜には気温が上がっていて、お湯もぬるめに。浅めにぬるま湯を張ってこぼした針の部分を洗い流しました。が、ここにきてもまだ丸まってる!
あずきさんはお風呂が嫌いなのですぐに逃げ出すのに、丸まったままだなんて…とここで異変に気付きます。
丸まったまま反応がない…これは冬眠だ!!
冬眠から起こす
ぬるま湯があるのでそのまましばらく温めることに。
冬眠してしまった場合、ゆっくり体温を上げる必要があり、ヒーターなどを入れてじっと待つ方が良い(ドライヤーやお湯で急激に体温上昇させるのは×)と知ってはいたものの、すでにお風呂に入れてしまっていて濡れたまま小屋に戻すほうが危険だと判断し、そのままぬるま湯をかけ続けました。
拭いて小屋に戻すにしても、丸まりから戻ってくれないし、おなかの部分が拭けないので…お湯の温度低くしていてよかった…
で、だんだん反応が表れて、顔の部分に手を近づけるとシュッ!と言うように。その後少しずつ丸まりが解けて(?)、お腹を触ると、氷のように冷たい…!
このときが一番ぞっとしました。
ハリネズミはどちらかというと温かい生き物で、お腹なんか特にポカポカふわふわで気持ちいいもの。それが温かくない、むしろ冷たいというのが本当にびっくりしました。
伸びきったのでお腹側を下にして再度ぬるま湯に。いつもならこの時点で桶から出ようとするのに、反抗はするもののか弱い動き…
その後5分くらいでしょうか、ぬるま湯を交換しつつ様子を見ているとだんだん抵抗するように。いつも通り桶を登って出て、その辺を歩き回るようになりました。
その段階ですぐ体をふいて、温めておいたパネルヒーターを敷いた小屋へ。その後はしばらく手を出さないようにしました。
エサはいつものエサをふにゃふにゃ、もうほぼ水!ってくらいに溶かして置いておきました。小屋の中では丸まることもなく、いつも通り。でも少し怒りっぽくというか、いつも以上に私に過剰に反応していたような気もします。
お風呂に入れたのは夜のことだったのですが、翌朝にはエサもほとんど食べていて少し安心。それ以降もいつもと変わらず過ごしていました。
(薬にブドウ糖が含まれていたため、今回ブドウ糖を溶かして与えることはしませんでした)
正しい冬眠の対処法はコレ
もし冬眠してしまったら、正しい対処法をメモ代わりにしておきます。
・いきなり温めない
× ドライヤー、お湯
○ パネルヒーターON、エアコンON
・内臓にダメージを受けてる場合がある
エサはまずハチミツやブドウ糖を溶かしてシリンジで与える。
早めに動物病院へ行く。
本当に冬眠だったのか?
本当に冬眠だったのか…それはどうかよくわかりません。
冬眠する状況だとは考えられないのですが、でも「こういう症状が出たらこう対処する」とすぐに判断できるように日ごろから準備しておくことは大切だと思いました…
お恥ずかしながら低体温に気付かず、薬をこぼした部分を洗いながら撮った動画を載せておきます…反応が薄く、右目があまり開いていません。
拭かれるあずきさん。元気になってくれてよかった…
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